考察

サッカーの概念を用いて、あらゆる社会的事象を分析・認識しようとする試み

２２　  やばい

平成２２年１０月３日の神奈川区シニアリーグ
この試合を、１対６と大敗した。
そして、１０月９日、敗戦の反省会の席上

釣り部の宴会

１０月９日には、釣り部主催の反省会が、釣り刺しで開催された。
そして、反省に溢れた傷心を労るため、

• • 小野の鰺とイシモチ、そして毛蟹
• • 水木と千葉の河豚と烏賊とカワハギ

が、様々な意匠の下で広いテーブルの上に展示され、次々に食されていった。 
その日のメインディッシュの一つは、千葉が獲ったカワハギ１尾。
これを寿司にすると、たったの２個、まず千葉が食し、そして残り１個が千葉により有望新人自然に提供された。

• やばいっす

 
しかし、「やばい」という言葉は、
中年なら、体育館の裏でタバコを吸うときに使う言葉だ。
ところが、若者は、うまいものを食べたときに使う言葉だった。

問題はここからだ
自然が食べた肝付カワハギの寿司は、釣り部の得意とする疑似餌だった。
本当にやばいのは、疑似餌を「やばい」といって一口で食べた自然の方だった。
 
他人の誘惑に潜む危険に無知な若い世代と、他人の誘惑を確信しても接待に弱い中年の世代は、ここでも混じり合ってゲームをしていたのだ
 
ちなみに、本当にやばい中年は、こんな形をしている。

 
（2010.10.10）