７０　２００９年波崎合宿

日時：８月２９日〜３０日
場所：神栖市営谷田部サッカー場＆犬吠埼観光ホテル
司会：西脇
参加者
Aチーム四元　赤羽　レイ　水木　大久保　西脇　田口　　宮前　駿介
Bチーム監督　飯島　小野　泉谷　本多　　庭野　若青木　千葉　大悟
サポーター：ケイコさん　みほこさん

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バッカスは１３度目の合宿を、波崎にて開催した。

２９日の集合

６時３０分、６台の車に分乗して大倉山を出発し、波崎に向かった。
合宿筆頭幹事の西脇の音頭で、１０時３０分過ぎに合宿がスタートした。

世界陸上記念PK大会

午後２時から午後の練習が再開のはずだった。
しかし、なかなかグラウンドに飛び出てくる者はいない。外は炎天下だった。しかも、リーダーの宮前は顔がまだ赤いままで使い物にならず、午後の練習開始は遅れた。
本当は、水木ヘッドコートと大悟の参加をまって、合計１８名でPK合戦で始める予定だった。しかし、まだ着かない。石川はいない。「PKに理由はない」と名言を吐いた山口だっていない。
やむを得ず、２時３０分過ぎ頃から、１６名でPK戦を開催することとなった。
そして、２００９年世界陸上におけるボルトの活躍を記念して個人戦とし、第一次予選、第二次予選、準決勝、決勝と、勇者が勝ち上がってゆく方式を採ることにした。
GKは、西脇と宮前のいずれかから自由選択制、そして、年長者四元から蹴り始めた。
一次予選敗退者　

• 　　　　　　赤羽　大久保　庭野　西脇　千葉　若青木　駿介

二次予選敗退者

• 　　　　　　監督　本多　　田口　泉谷

準決勝敗退者

• 　　　　　　レイ　小野　宮前

決勝進出者

• 　　　　　　四元　飯島

決勝では、最初の機会に両者とも見事にPKを決め、やり直しとなった。
そして、２度目のキックで四元が外し飯島が決め、四元が勝利した。

いよいよ紅白戦開始

午後３時から、合流した水木・大悟を加えた１８名で、２０分４本の紅白戦が開始された。
紅白戦が終わり、クラブハウス内に戻ると、優しい公務員のおばさんが話しかけてきた。久し振りに中年のグラウンド利用者に会えた喜びと、その中年が炎天下でサッカーをやる恐怖心と心配とが混じった表情で、我々中年を優しく迎えてくれた。

犬吠埼観光ホテルへ

グラウンドから３０分はあるだろうか、銚子大橋を渡って千葉県に入り、銚子の外れにある犬吠埼観光ホテルに向かった。ホテルでは、灯台も直ぐ近くに見える露天風呂に入ると、バッカスの貸し切り状態となった。

飯島は述べる。

西脇さんが選んだ宿は外房の荒波が眼前に見える、素晴らしい景色 のホテルでした。 露天風呂も良かったな。
• ついでに、飯島は、この日腰痛で不参加の山口に、メールで誘いをかけた。「いつか一緒に海の見える露天風呂に入りましょうね。♡ 」
• これに対して、山口はこう返信した。「合宿行きたかったな～。 またいつか僕のタワシで先輩の背中を流したいです。♥ 」

夜の宴会では、

疲れのためか、ビールの量は思いの他はかどらず、２０名の団体客を久し振りに迎えたホテルの思惑は、外れた。バッカスの面々は、話題を探し続け、最後には、田口のニックネイム決定に情熱を注いだ。 

翌朝の朝食は、正当和食だった

７時３０分に朝食を済ませ、８時３０分前に宿を出た。
２０分４本の紅白戦は、１０時過ぎに始まった。

風呂と小宴会

合宿を終えて、帰路途中で、昨年修理中で利用できなかった温泉施設で休憩し、昼食を採ることとなった。
ところで、本多が頼んだカツカレーは見たこともないような大盛りだった。
（なお、帰宅した本多は、自宅の夕食でも、大好きなカツカレーを食べ、幸せいっぱいだった、ということだ）。
すると、本多のカツカレーのボリュームを見た宮前が、身体を反転させ、牛丼からカツカレーにオーダーを変えた。これで、厨房のご婦人２人の段取りが乱れ、昼食の順番は混乱を極めることとなった。
冷静な田口は冷やし中華をオーダーしていた。
しかし、順番がきてもなかなか田口の昼食は出てこない。
後から頼んだはずの、唐揚げ、ポテトフライ、牛丼などがどんどん田口を追い抜いていった。この間田口は、座布団に座ったまま待ち続けた。
そして、いよいよ天の声が聞こえた。厨房のご婦人は田口に対し、「冷やし中華出来ました〜〜」と清らかな声で呼びかけたとき、オーダーから４０分が過ぎていた。
四元なら３回は暴れるはずの待ち時間を、田口は待ち続けた。
合宿は、毎年新しい田口を作り続け、そしてまた続いてゆく。