６４　私事ながら

日時：１月１９日　場所：バッカス掲示板

2008年1月19日　土曜日　午後１時から　オオバに、ボコボコにやられながらも、３対０でバッカスが勝った。
試合後、直ちに、バッカス掲示板には、こう掲載された。

このような試合結果を前に、その後掲示板には、２００８年度最初の得点を祝ってこんな投稿が相次ぐことを、私は期待していた。
そして、それを編集してホームページに掲載すれば一丁上がりだった。たとえば

１７番：

庶務２、初得点おめでとう。昨年と比べると飛躍的な得点力アップですね。昨年は０点ですから。

５番：

この得点で、累計得点が５点となり、あの噂の庭野氏と並びましたね。凄いことです。おめでとう。
私は、合計１３点です。

４７番（ケビン）：

得点おめでとうございます。来週の練習ありますか。

１８番：

得点したことはどうでもいいけど、本当に右サイドハーフだったのですか。信じられない〜、そこ、俺のポジションじゃないですか。　

４９番：

ホンじゃ何ですか、今まで我々が交わしていた「ディフェンスがチームを支える」というスローガンはどうなったのですか。
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しかし、本当は誰からもこういった投稿はなく、２週間が過ぎてしまった。
家庭では、私の得点は当然のことながら全く話題とならない。だから、バッカス内部では少しは話題になって欲しかった。どんなに動き回っても、どのDFもマークに付かず放置されたFWのような気持ちだ、よく考えると、FWの気持ちは正直分からない。
誰も反応してくれないといことは、悲しい。
翌日の２０日と、次週の１月２７日の練習には、同じ得点の塩見さんも参加していた。塩見さんは自分の初得点の話題を口にしない。ひとつの得点くらいで話題になると思っていない感じだ。
得点に慣れたFWは、記事にすることが難しく、これも悲しい。
でも、もっと悲しいことがある。
まだ、２週間しか経っていないのに、得点の経過を忘れつつあることだ。
いまでは、得点はおろか、恩人のアシストまで、誰だったのか、確信が持ていないでいる。
（2008.2.2）