36 場末のストリップ

3チーム対抗紅白戦 日時:4月27日 日曜日
   午後2時から5時まで 
場所:大綱小
チーム分け:各自の飛距離で序列をつけ、その順序でチーム分けをした
第1チーム(ビブス) 平均年齢43.9歳

  • 菊池 塩見 石川 山口 三上 庭野 村田 小野 高藤 

第2チーム(アウェー用ウェアー) 平均年齢44.4歳

  • 望月 宮里 TD 赤羽 泉谷 仁科 ミキ 宮前

第3チーム(ホーム用ウェアー) 平均年齢46.0歳

  • 塩見 芝田 飯島 レイ 大久保 武田 千葉 水木 ケビン

ミキは、この日サンドウェッジしか持ってきていなかった。
その日ドライバーを持参したのは三上だった
第1対第3(15分ハーフ)
(前半)1対0 (得点:第1ー三上)
(後半)0対3 (得点:第3ー千葉・レイ・大久保)
(通算)1対3 
第3対第2(15分ハーフ)
(前半)0対0
(後半)0対1 (得点:第2ー宮前)
(通算)0対1
第2対第1(15分ハーフ)
(前半)1対1 (得点:第2ー仁科、第1ーown goal)
(後半)4対4 (得点:第2ーミキ、泉谷2,仁科、第1ー石川2,高藤、own goal)
(通算)5対5

2つのown goal

第2対第1の前半に第2が喫したown goalは、GK飯島の背中が押し込んだものだった。
これに対してTDは、GK飯島のせいにするのは気の毒すぎると言って得点者を捜した。でもまだ見つからないでいる。
第2対第1の後半に第2が喫したown goalは、DF赤羽の空中ボレーが見事に決まったものだった。これに対して、加藤の批評を封じ込めるに足りる完璧な言い訳を考えようとしたが、まだ何も見つからない。

この日の小野

小野は、景品買いから、試合のセッティングと、紅白戦を主催した中心だった。
小野は、右ウイングに位置すると何度もスルーパスを貰い冴えたタイミングで抜け出す。そして、キーパーと一対一になるが、シュートのタイミングを誤りシュートを逸らしてしまう。こんなことが何度もあった。
その時、解説者達は、ベンチに腰掛け、今ウイングで売り出し中の小野のプレーを鋭く観察していた。

  • (シュートのタイミングでは)ぱし〜り:「小野さ〜〜ん」

と敬語を駆使しながらも、叱咤激励がこだまする。

  • •(シュートが外れた瞬間には)ぱし〜り:「あ〜〜!(まただ)」

と、大声のため息
 

何度目かの失敗の後だった。三上がCKを蹴った。
完璧にコントロールされたボールは、ファーに待つ小野に向かった。そのボールを、小野は教科書通り強く地面に叩き付けた。

  • • ぱし〜り:「ワォ〜、やった〜〜」

この見事なヘディングシュートは、ベンチにいる二人の大物批評家を黙らせた。はずだった。
もう一人、バッカスには評論の大御所がいることに気づかされた。
小野のチームメイトGK加藤は、遠いゴールラインから、目一杯こう叫んだ。

これら評論家達によれば、

    • この日の小野は、
    • 場末の
    • ストリップ劇場に出演し、
    • 最後に目を瞑って入れた

ことになる。

  • O60
  • 13塩見
  • 10 四元
  • 61倉田
  • 14石原
  • 09飯島
  • 17石川
  • 02赤羽
  • 15レイ
  • 07山口
  • 18小野
  • 21泉谷
  • 08水木
  • 55太田
  • 11大久保
  • 22本多
  • 20庭野

  • O50
  • 24西脇
  • 49仁科
  • 28小田切
  • 30田口
  • 39青木
  • 42千葉
  • 06大弓
  • 36中田
  • 32松田
  • 26宮前
  • 51浅川
  • 33市川
  • 29堀田
  • 44友利
  • 38ミキ
  • 45鈴木
  • 25森田

  • 040
  • 50遠藤
  • 48後藤
  • 31栗子
  • 34森
  • 16三上
  • 37苅谷
  • 40桝井
  • 23若井田
  • 35自然

  • U40
  • 19駿介
  • 69山階

  • レジェンド
  • 総監督
  • 大川
  • TD
  • 武田
  • 大木
  • 手島
  • 藤田
  • 古村