12 大倉山決戦・戦前の話題
メンバーのPC 1998年12月13日
12月13日午後0時から、大豆戸FCコーチチームとの対戦が決まった。このチームには、監督と泉谷、三上の三名の会員も属していた。
14番からのメール
12月13日は大豆戸FCの親子サッカーなので会場におります。コーチたちとバッカスの試合でいずれのチームに入るか? これはその場の状況次第ということになるでしょう。大綱小での練習に参加できるのは親子サッカーの終了後となります。
21番からのメール
12月13日は、朝から大豆戸小学校にて、親子サッカーに参加しております。コーチたちとの試合にはもちろんバッカスで参加したいと思っています
このように、泉谷は、バッカス一色に染まった会員であることが証明され、ポジションは約束された。
2.次に
続いて、急遽12月13日午後2時から、サンダースコーチチームとの対戦も決まった。これは、以下のメールから始まった。
9番からのメール
サンダースのコーチミーティングなるものに初めて参加しました。武田さんからコーチ業も人生経験になるとのアドバイスに心動かした部分もありましたが、試合中地面に絵を描いている一年生の三男、練習中わからないことがあると石のように固まって泣き出す四年生の次男…こいつら大丈夫なのだろうかと心配で、コーチの末席に名を連ねているだけでありました。
もっと日曜日の練習日を増やした方がいいですよとの主席コーチの発言、「バッカスが…」との発言もできず、ふむふむと聞いていたのですが、なにしろこのミーティング、寿司は出るしオードブルも出るし、しかも若いお母さんと若くないお母さんたちのお酌でビールも飲み放題。どっかの乾きものだけのミーティングとは大違い。心はいつしかバッカスからサンダースへ。ん、あぶないあぶないと思っていると、突然、バッカスと試合をしてみたいとの話題が出ました。
「では、来年あたり」とか「どうせそんなことを言っていても酔いが醒めれば忘れてしまうのだ」とか「そういうことはまず日程を決めて、あとは会社を休んででも都合をつけるべきだ」とか、いろいろ意見が出ましたが、結局来週12月13日午後2時より大綱小で、バッカスへ対戦を申し入れたいということになりました。至急ご検討ください。
このサンダースコーチ10人の中には武田さんと、レイが入っています。私は一時的に気持ちが揺らぎましたが、当日バッカスで必要だからと言ってもらえれば大丈夫です。武田さん補足してください。
5番からのメール
(サンダースには)フロント9番と、レイちゃんと、レッツ5番の3人が加わります。3名の実力は、既にピッチで実証済みですよね。
(フロント9番へ。「バッカスで必要だから」という言葉をかけてくれるなどという幻想は、早く捨て去った方が良いですよ)サンダースコーチ陣は、侮れません。
しかし、子供と一緒にやる紅白戦で、ミスをしては、子供にコケにされるというシーンに、しばしばお目にかかるのも事実です。特に、全員バッカス正会員の資格がある一方、バッカスメンバーと違い、毎週ピッチに立つという生活をしていないため、スタミナ面での不安は隠せないところです。13日の試合も、20分3セットということで、適当な休憩を入れながら、お願いします。
このようなバッカスの興行試合は、既に大倉山サッカー界では有名になっていたが、同一日の2試合は初めての経験のため、その実施を危ぶむ声もあり、しかも、チーム主力の分散のためチーム力の低下による全敗という心配もあった。
さらに、5番からのメール
さて、13日は、奇しくも大倉山中年3チームが競うこととなりました。これをきっかけとして、大倉山リーグを創設してはどうでしょうか?当面、参加チームはバッカス、大豆戸コーチチーム、そしてサンダースコーチ陣。参加希望があれば、太尾FCコーチチームを誘っても良いかもしれません。(強すぎるからダメ?)
大倉山杯をかけての死闘というのも、わくわくしませんか?皆さんのご意見を募ります。(その際、2重国籍選手の登録問題など、解決しなければならない重要問題は残されいますが、ま、あまり固く考えない方が・・)
いまだこの構想段階に過ぎない大倉山リーグの話題を耳にして、真っ先にほえたのは、勿論麻布襦袢こと10番であった。
10番からのメール
裏切り者に、鉄槌を!サンダースからの挑戦状、受けて立とうではないか。敵の「チーム」には、我が「バッカス」に不平・不満を持ち、裏切り行為を目論んでいる輩が、いるらしい。徹底的に、撃破しようではないか。と、言うぐらいな「不退転の決意」で戦う気概でプレーしたい。
監督・博さん・石川さん、大豆戸小コーチとの試合は、適当にね。
サンダースこそが「不倶戴天」の敵ですぞ。気合を、入れるぞ!!せーの、バッカス!!!!!
この10番の過剰反応に敏感な反応を見せたのは、バッカス会長であった。
会長からのメール
13日の大豆戸、大綱での試合不明です。応援だけでも行きたいと思いますが自由になる時間がまだはっきりできません。
もし行けなかったとしても、サンダースだけには勝ってください。
このような会長からの激励は、会員の闘争本能を蘇らせた。
もう、勝つしかない、という気持ちかが、会員の年末に控える忘年会参加回数を減らした。
しかし、個々には例外もあった。
5番からのメール
今週3度目の忘年会、桜木町行き最終の東横線で、気がついたら菊名反対ホームには既に照明がなく、そのとき、自分が遭遇している事態の深刻さに身震いする。出口を間違えたのか、駅周辺の風景がいつもと違う。右に行こうか左にしよかと、思案していると「もしもーし」と、つながらない携帯に呼びかけているようなおじさんの声。振り返ると、コンビニで買った缶コーヒーを片手にしたチャールズ栗原氏ではないか!顔と顔を合わせた瞬間、お互いに、同類相哀れんでいることを悟る。
意を強くして、菊名ハイツの前を通り過ぎながら、10番はもう寝ているか、などと噂をしていると、やおら暗がりから、美女が現れ「あーら、どうしたの?」
どうしたも、こうしたも、ありません。あなたこそ、こんな時間、突然、暗がりから現れて・・・何を隠そう、「噂をすれば」の10番夫人。
「20歳の男の子たちとタクシーですし詰めでね」
と語る夫人は、いつにも増して、艶やかさが匂い立っていした。このごろ、菊名周辺には、怪しい中年の深夜徘徊がはやっているとか。皆さん、「気をつけよう、暗い夜道と怪しい中年」
また、13日の大倉山リーグ開催に向けて、沸き立つ会員と対照的に、一人これを見守る会員もいた。
20番からのメール
「年末年始は子守りです」各種行事への参加連絡が遅くなって申し訳ありません。
ワクワク、ウキウキするような日程が組まれていますが、我が家では第2子の出産予定を今月の16日に控え、家庭最優先で年末年始を過ごさざるを得ない、いや、過ごしたいと思っています。バッカスの各行事も、可能な範囲で参加しますが、一応不参加で考えておいてください。長いサッカー人生を考えますと、この時期のうかつな行動は致命傷になりかねませんので、極力自重することにします。
さらに、ここに一番危惧していた問題が露呈された。何と、この試合を楽しみにしていた9番のリタイア情報である。
9番のメール 「わたしは盛り下がっています
「ああ、あのサッカーチームですか」’みづ’の鍼灸師さんはそう言って私の腰に鍼をうった。ご存じなのですかと尋ねると、四元氏、大川氏、手島氏、大まさの名前が出てきた。バッカスもずいぶんと地域に名が知られるようになった。そしてみなさんみづのお馴染みさんなのですね。
今日は歩けるほどに回復したけど、昨日は歩くことさえできず仕事も休んでしまった。昨日の朝、子どもと同様あと10分などとやっていると、おきなさーいのかみさんの号令に思わず飛び起き、気がついたら腰痛になっていた。情けない。13日は見学でおわりです。どうも私のサッカー人生はそんなに長くないような気がします。悲しいな。
9番得意の悲劇の捨てぜりふ、この心情を慰めるのは誰だ
5番からのメール
ハマの大魔神は、腰痛をかかえていたからこそ、球史に残るストッパーとなった。
ドゥンガは、持病の腰痛を抱えながら、W杯を戦った。「腰痛」は、スポーツ界においてはビッグネームのための必要条件です。ここで弱気になると、「フロント9番」から正真正銘の「フロント」に転向は必至。人生最大の山場。ファイトです。
13日は、安部さんが会社の友達を2人連れてきてくれるそうです。大倉山ダービーの話を聞いて、「是非、混ぜて欲しい」ということになったそうです。
9番の穴は、完璧にフォローされていますから、心おきなく見学して下さい。
全然フォーローになっていなかった。
9番は、
- 「お前の穴は、誰にも埋められない」
- 「君がウンイグから欠けると試合にならない」
と言って欲しかったはずだ。
-
さあ飯島どうする、起死回生の治療の効果はあるか?
バッカスか?サンダースか? そして、13日はやってきた。
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-
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-
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