259　２０１４ヤタガラス合同合宿試合

日時：９月６日−７日
場所：千葉県白子町グラウンド
対戦相手・師岡ヤタガラス
６日　２０分×３本　１対１　（得点宮前）
７日　１５分×４本　４対２　（得点駿介２、自然ＰＫ、若青木ＰＫ）
合計５対３

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９月６日　合宿第１日

初日の練習試合の指揮官は庭野。
泉谷が持参したパラソル付のベンチに陣取り、鉛筆を舐め回し、フォーメーションを練り続けた。
そして、午前のシュート練習の成果を見せて宮前がヘディングシュートを決めた。１対１、これで、その日の晩の宴会が穏やかに終わることが約束された、
ヤタガラスと対戦するときの大久保は、いつも変身する。この日も変身し、審判の笛を吹いた宮前から、大久保に小言が出た。
紳士の素顔ながら、試合では熱く燃える大久保はいつも我々を驚かせてくれる。しかも、宿舎の風呂の中では、我々の人肌が恋しかったせいか、チームメイトの背中を洗って更に我々を驚かせた。

９月７日　２日目

指揮官は大久保。雨天のためクラブハウス風クラブハウスの中に立てこもり、何度もメンバー表を作り替えた。しかし、メンバー発表の際にも、メンバーの指摘からまた何度も修正し、結局駿介がワントップで好きにしてよいという結果になった。その結果、第１セットで、駿介が早々と２得点し、試合の流れはきまった。その後の試合の流れも、大久保を中心に動いた。
自然、若青木とＰＫを決める中で、ヤタガラスは、見事な横野のシュートで１点を返した。そして、終盤では、左サイドバックの大久保が相手ＦＷに真空投げを食らわせた。これは、ＦＩＦＡの最新ルールでは、ＰＫだった。そして、ヤタガラスの２点目は簡単にはいった。大久保の得意技真空投げは、空気を捻って相手を投げ倒すもので、これまでにも何度かＰＫシーンを作り出してきた。だから、この大技を、審判の小野が見逃すわけはない。大久保の近くでヤタガスのメンバーが倒れた時、小野はあらゆる推測を重ねて、最後に大久保の真空投げを認定した。
ヤタガラス菅原も、ハンドで若青木のＰＫを演出した。その笛も小野が吹いた。
厳しい笛だったが、菅原の脇が大きく空いていることを見逃さなかった。小野は、脇の甘い選手には厳しい。試合も終わり、全員で記念撮影をして合宿を終えた。
(2014/9/15)