176 177 つばくろ連戦
第1戦:2011年7月2日 午後5時〜7時
- 場所:玄海田グラウンド
- 15分5本、
- 結果 3対2(得点 松田 宮前2)
第2戦:7月16日 午後3時〜5時
- 場所:玄海田グラウンド
- 15分5本
- 結果 3対1(宮前 初川 大悟)
第1戦 7月2日
大久保HC代行
大久保は2週間前のヤタガラス戦でアキレス腱を切り、ギブス中だった。そのギブス姿を見たさに、試合前日に、釣り刺しで前夜祭が開催された。そして、この大久保を明日の試合でHC代行とする案が採択された。
つばくろ戦は、当初大敗続き、やっと最近になり2戦を大勝している。しかし、燕昇司先生という大きな存在もあり、1年半ぶりの試合でのリベンジというモチベーションの高さもあった。我々は、敗戦を予想し、試合結果よりもフォーメーションの研究に勤しんだ。
そして、その議論の間大久保は、ギブスをした足のかゆみをどうやって癒すか、そればかり考えていた。
ならば、この足の痒みを忘れさせるため、明日の試合の指揮を大久保に采配を取らせてみたらどうか、ということになった。そして、水木HCの了解の下でその代行を大久保とする案が決議された。
この案がとおれば、大久保は、少なくとも試合中、足のかゆみを忘れることが出来るはずだ。
試合結果
20分4本の予定が、第2セットからは試合時間が17分、16分と減り続け、最後には5本ハーフで行われた。
- 第1セット 0対0 (GK 堀田)
- 第2セット 0対1 (GK 松田)
- 第3セット 0対1 (GK 宮前)
- 第4セット 3対0 (GK 千葉) 得点 松田 宮前 宮前
- 第5セット 0対0 (GK 若青木)
- 合計3対2
第1セット
• 中盤でボールを回され完全に劣勢状態。運動量もテクニックも全く天と地、自陣からはなかなか出られず守勢一方。クリアボールは全部つばくろに渡った。開始数分でシュートがバーにあたりゴールライン付近をバウンドしたときには、GK堀田はこれを首を振って見続けた。
第2セット
• やはり守勢は続き、特にバッカスの左サイドから続けて崩された。そして、左サイドからのライナー性のクロスをあわされ松田GK失点する。しかし、この段階で1失点で抑えたことも大きい。
第3セット
• 少しバッカスも攻勢の機会が増え出した。でも、庭野らDF陣が攻撃に出て手薄になったところを攻められた。その時守備に帰っていたのはMFのレイと赤羽のみ。クロスボールはレイの前をバウンドし相手FWに渡った。そして、そこでゴールを守っていたのは「いちのいち」として定評のある宮前氏。当然、その日最初の被シュートを軽く決められ、宮前氏はゴールよりも「いちのいち」の掟を固く守った。
第4セット
• つばくろの足も止まりかけ、中盤でボールを支配できるようにあった。前戦では、右ハーフの松田と宮前が連動し、トップの監督も身体をはってGKと競り合った。そして、松田が初得点を上げた。この松田の最初の得点の後で、誰かが大きく「ボール」と叫んだ。誰かが直ぐにゴールに入りボールを拾ってセットした。この仕草で、2点目を狙ってゆくことがチーム内に宣言され、宮前が2点目3点目を続けて得点し、逆転した。
第5セット
• 若青木が見事なセービングでボールを守りきり、劣勢の試合ながら3対2で終わった。
PKB48入会の儀式
第3セット、松田は、縦に出たボールに食らいついて突進し、GKと1対1になった。そして、シュートの瞬間足をすくわれ転倒した。主審が笛を吹いた。
赤羽はすぐに山口を捜した。PKB48におけるキッカー指名権序列一位の山口を捜した。しかしその時山口は、線審をしていた。そこで、指名権第2順位の赤羽は大久保HC代行とも視線を交わしたあとで、大きく叫んだ。
その瞬間、水木は表情も変えず、直ぐにペナルティポイントに向かった。0対2の劣勢でも、このPKが決まれば逆転の可能性も生まれる、みんなはそう考えて水木のキックを見守った。
しかし、水木はゲームの流れに無関心を装い、過去幾多の名場面を生んだPKの場面も振り返ることもなく、ましてや、これがPKB48の入会儀式になる可能性があることも忘れ、ボールを蹴った。
ボールはGKのやや左側に飛び、GKの胸に収まった。そして、これでPKB48の入会手続は全て完了した。
赤羽は祝福を込め、その後のハーフタイムで握手を求めたが、祝福の気持ちが伝わったかは不明だ。そして、この日家族の祝い事のために、啓子さんが観戦していなかったのも残念だった。
さらに、試合後の反省会には家庭の慶事のため水木が欠席したことも残念だった。大事なカウンセリングの機会を失った。この日の思い出は、しばらくの間繰り返し水木の夢を支配することになるだろう。
ところで、学校から渡された通信簿を父兄に手渡し、その学期の成績を報告することは、学童の基本的な責務である。そして、PKBに入会できたことも、同様に帰宅したらすぐに家族に報告しなければならないPKB会員の義務である。
この義務は、7月2日の晩になりやっと果たさということを関係者から確認済した。
堀田
第1セットでは、GKをしていた。本人の弁によれば、「日陰だったので、参考記録程度に止めて欲しい」ということだった。
第4セットでは、ボランチの役割ながら、いつの間にか右サイドを駆け上がり、ゴールライン付近で相手DFと競り合った。そして、スローモーションのような大きな動作で転倒し、フリーキック獲得を狙った。しかし、我々は、俳優堀田を知っていたので、直ぐに主審にこう告げ口した。
しかし、主審は、この堀田の演技を見逃してゴールキックで再開した。一度演技を始めてしまった堀田は、グラウンド外に出てさらに演技を続けるしかなく、その間バッカスは一人少ない人数で戦うはめになった。
試合後
たる平に集まり、午後8時30分頃から反省会を開催した。
第2戦 7月16日
試合前日まで、参加希望者が12名とぎりぎりで、しかも目を負傷していた監督の参加が危惧されていた。そこで、参加条件を無制限にして参加を呼びかけ、15名が集まった。
試合開始早々の2分間で、宮前、初川のツートップが得点した。大久保HC代行は、中盤を、大悟・水木の親子がボールを支配し、庭野と若青木ががっちり守る、このスタイルで5セットを貫いた。
試合後の反省会での話題
試合後、たる平で反省会が開かれ、以下の話題が交わされた。
参加者 50代7名 その他大勢
- • 勝因は、中盤を支配したボランチの大悟の活躍
- • しかし、助っ人の立場なので、全部のゲームに出なくても良かった(HC代行談)
- • 四元にも得点機があった
- • それがどうしたというのか(関係者談)
- • 小野は審判に専念した
- • 翌日のヤタガラスとのゴルフに専念するためではないか(消息筋)
- • → これも一つの対抗戦、絶対にベスグロは取る(本人弁)
- • 西脇の後ろ向きのプレーは、ひやひやさせた
- • でも、啓子さんが喜んでくれたので、それだけで意味があった(参加者全員)
- • いや、試合では後ろ向きになっても、彼は人生に前向きだから、それでいい(赤羽談)
- • 試合当日の参加表明は問題ではないか
- • 試合前の参加表明は、みんな遅すぎる。もっと早めの登録をして欲しい
- • つばくろ先生は、運動量が落ちたかもしれない
- • → 10番は、教え子と間違われた(本人弁)
- • → 庭野は、それなりに配慮していた(若青木目撃)
- • 泉谷のサイドバックは完璧だった
- • → 何度もボールを止め、カバーを予定していたが必要なかった(関係者大勢)
- • レイはゴール前の絶好機に、パスをした。
- • → ごめんなさい(本人弁)
- • つばくろは、サッカーが上手く模範となるチームだ。
大悟の反省
176 つばくろ戦
- 日時 7月2日
- 場所 玄海田
- 得点 3対2
- 得点者 宮前 2 松田
- 参加者14名
- 監督 飯島 赤羽 レイ 山口 小野 泉谷 水木 庭野
若青木 千葉 宮前 堀田 松田
指揮 大久保HC代行
177 つばくろ戦
- 日時 7月16日
- 場所 玄海田
- 得点 3対1
- 得点者 初川 大悟 宮前
- 参加者15名
- 四元 監督 飯島 レイ 山口 小野 泉谷 水木 庭野 西脇
若青木 千葉 宮前 初川 大悟
指揮大久保HC代行
- O60
- 13塩見
- 10 四元
- 61倉田
- 14石原
- 09飯島
- 17石川
- 02赤羽
- 15レイ
- 07山口
- 18小野
- 21泉谷
- 08水木
- 55太田
- 11大久保
- 22本多
- 20庭野
-
- O50
- 24西脇
- 49仁科
- 28小田切
- 30田口
- 39青木
- 42千葉
- 06大弓
- 36中田
- 32松田
- 26宮前
- 51浅川
- 33市川
- 29堀田
- 44友利
- 38ミキ
- 45鈴木
- 25森田
-
- 040
- 50遠藤
- 48後藤
- 31栗子
- 34森
- 16三上
- 37苅谷
- 40桝井
- 23若井田
- 35自然
-
- U40
- 19駿介
- 69山階
-
- レジェンド
- 総監督
- 大川
- TD
- 武田
- 大木
- 手島
- 藤田
- 古村