140 本牧・かもめ戦(宮前の資質について)(2009年)

日時:12月13日
場所:本牧公園サッカー場
試合結果 3対2
• 前半 Aチーム 3対1(得点 石川2 庭野)
• 後半 Bチーム 0対1
この試合は、
ヤタガラスの招待で実現した。
本牧公園のサッカー場では、この日ヤタガラスが参加しているリーグの試合が行われた。そして、午後3時30分からは1時間ほどグラウンドが時間が空く、ということで、そこはそれ。時間が空けば何処にでも行くバッカス根性で、この残り時間を使って、この日のリーグ戦を戦った本牧とかもめの連合チームと練習試合をすることとなった。
対戦相手は、
35歳以上のシニアリーグ参加チーム。35歳以下は3名自由に参加できるらしく若年層も多い。そこで、参加表明に当たっては、「バッカスは平均年齢が50歳に近いので、一人だけ30代を参加させて欲しい」と要請し承諾を取っていた。この要請は、30代三上一人を参加させる要請と併せ、それ以外は若年層を参加させないでほしい、という要請を伴っていた。
しかし、暗喩であったため、この要請は殆ど伝わらなく、若者チームとの間で感情的な対立を生んだ後味の悪い試合となってしまった。
試合前には、
水木ヘッドコーチから、上記4−2−3−1のシステムで、AとBの両チームのポジションが発表されていた。

Aチームの前半

水木ヘッドコーチの訓辞に従い、3列がコンパクトに連動して動いた。後ろからの三上の声も、若干周波数は高かったがよく響き渡った。
最初の得点は、石川のミドルシュート、2点目は石川のゴール前のドリブル、3点目はガッツン庭野の縦突破と、これだけなら、勢いだけで点を取ったように見える。
しかし、3列が連動したボール回しによってかなりの時間をマイボールが続いた。やはり、連合チームは連携が難しいらしく、相手チームのパスはなかなか繋がらない。
前線では宮前が中心となって、ボールをキープし、ためを作り、リズムが生まれ、その合間に飯島・本多も右サイドを駆け上がった。レイは、殆どFWのポジショニングで、何度も前線に顔を出した。
前半のロスタイム付近で、バックスとGKの交錯から、相手FWの突破を許した。殆どピンチらしいピンチもないなかでのいきなりの1対1の場面、どんなGKでも難しい局面だったはずだ。

Bチームの後半

後半になり、かなりエキサイトしたシーンが増えた。
ボール際で接触プレーも増え、競り合いでは罵声も生まれ、興奮した相手チームの息子のような歳の若者を興奮させてしまった。
それでも、田口、山口と左サイドの縦のかけ上がりは、スピード豊に若者を凌駕していた。また中盤の大久保・水木も自由に動いて局面では負けていない。若青木は1対1の強さを発揮し、小野は右サイドの攻撃ばかりか最終ラインのデフェンスにも入りバランスをとった。
そして、前線では、抜群のポジショニングで何度も泉谷が抜け出し、得点機はごろごろ、ベンチの駿介はその度に叫びまくった。得点チャンスの数で言えば、Bクラスの得点機は、泉谷に2度、田口に1度、小野に1度あった。
ベンチでは、この日Bチームでセンターバックに入った宮前の動きに最も注目が集まっていた。
しかし、水木は主張した。若い宮前が人生の新しい課題を見つけるために、センターバックは格好の経験であると。

宮前のセンターバックが映し出した宮前の真実

バッカスの攻勢の中で、相手チームのDFからロングボールが蹴り出された。センターバックの宮前は相手FWと競り合ったが、身体を反らされて相手ボールとなり、縦に突破され、それが失点に繋がった。
でも、我々が記憶に残したのは、その失点シーンだけではない。宮前が競り合って相手にボールを取られた直後、宮前は、ゴールに背中を向け1.5秒間地面に視線を落としていた。しかも、そのまま宮前は、この日のプレーについて何も言い訳をせず、失点を置き去りにして、一人グラウンドを後にした。
ボールを取られた瞬間に生まれる闘争心、これによって体温が上がり病気になりにくい身体になる、いやそうではなく、相手にボールを奪われたときDFの楽しい時間が始まる、TDの教えもそうだった。そこからすれば、宮前に欠けていたことは、ボールを奪われたあとの闘争心ということになる。でも、このシーンが我々に開示した真実は、そんなレベルの高い話ではない。宮前は、ボールを取られ失点することを予想して言い訳を用意しておくというバッカスDFの伝統を知らなかった。
(12.14)

140  つばめ戦 

    • 日時       2009年12月13日
    • 場所       本牧
    • 得点       3対1
    • 得点者      石川2 庭野     
    •    
    • 参加者(19名)
      飯島 石川 赤羽 レイ 山口 小野 泉谷 水木 大久保 本多 庭野 西脇 田口 若青木 千葉 宮前 三上
      同行 監督 駿介
  • O60
  • 13塩見
  • 10 四元
  • 61倉田
  • 14石原
  • 09飯島
  • 17石川
  • 02赤羽
  • 15レイ
  • 07山口
  • 18小野
  • 21泉谷
  • 08水木
  • 55太田
  • 11大久保
  • 22本多
  • 20庭野

  • O50
  • 24西脇
  • 49仁科
  • 28小田切
  • 30田口
  • 39青木
  • 42千葉
  • 06大弓
  • 36中田
  • 32松田
  • 26宮前
  • 51浅川
  • 33市川
  • 29堀田
  • 44友利
  • 38ミキ
  • 45鈴木
  • 25森田

  • 040
  • 50遠藤
  • 48後藤
  • 31栗子
  • 34森
  • 16三上
  • 37苅谷
  • 40桝井
  • 23若井田
  • 35自然

  • U40
  • 19駿介
  • 69山階

  • レジェンド
  • 総監督
  • 大川
  • TD
  • 武田
  • 大木
  • 手島
  • 藤田
  • 古村