80〜82 バッカス優勝(第18回レインボーカップ)(2005年)
日時:10月30日
場所:朝日サッカー場
試合:第18回 FC南レインボーカップ
- 第1試合 対ホワイトベアーズ 3対2(得点 千葉 石川 石川)
- 第2試合 対 元八蹴球隊 2対0(得点 石川 石原)
- 第3試合 対 FC南−A 0対3
参加12チーム ABCの3ブロックに分かれたリーグ戦
試合時間 20−5−20
参加資格 35歳以上 平均年齢40才
バッカス参加者 20名 平均年齢47才
試合前の作戦
Aブロックは、ホストチームのFC南Aの他、強豪の元八蹴球隊、ホワイトベアーズという難易度の高いリーグだった。ということを知っていたのは、かつて元八蹴球隊と社会人時代に対戦したことのある監督だけ。他のメンバーは、「A」ブロックという言葉の響きにやや緊張しながら、試合に臨んだ。
前半はAチームが守備的に、後半にBチームが点を取って逃げ切る。これが試合開始前の監督の作戦だった。
これを聞いた四元
- 「俺たちは、咬ませ犬か?」
と的確な感想を述べた。
AチームのFW候補には総監督・塩見と大物が占めており、中間管理職の位置にある四元にFWの可能性はない。四元は、この日FW出向が困難と知るや、楽しみを昼飯のシュウマイ弁当に切り替えた。
第1試合 対ホワイトベアーズ 3対2(得点 千葉 石川 石川)
前半 (1対2) 得点 千葉
ホワイトベアーズは、攻撃陣に人材を揃え、ウイング系のプレー、スルーパスを駆使して攻めてきた。前半チームのDFは混乱し、この時サイドバックにいた仁科と能勢は孤立し、センターに位置する水木の孤軍奮闘に期待がかかった。
得点は、最初ホワイトベアーズに入り、劣勢が続くかと思われた時、左サイドを駆け上がった水木が中央にクロスを送ると、そこで待つ泉谷が更に千葉にパスを送る。千葉は落ち着いて相手GKの動きを眺めながらシュート。これがバッカス初得点となり、1対1に追いついた。
前半終了近くになって失点したが、1対2で終了した前半チームの活躍は、監督の予想どおり後半に繋がる内容だった。
後半 (2対0) 得点 石川 石川
監督から宮前、そして石川に渡り、後半初得点。続いて、監督からボールを受けた石川がドリブルで上がり2点目、26番が、フリーでGKと1対1の場面もあった。
DFは危なげなく、大久保の攻撃参加によって前に厚みが出た。
第2試合 対 元八蹴球隊 2対0(得点 石川 石原
前半 (0対0)
この日の優勝を決めた重要なセットとなった。元八蹴球隊は長い歴史を誇る強豪倶楽部であり、経験者揃いというだけでなく、試合巧者でもあった。
センターバックに入った仁科と能勢は、ゴール前中央で何度もピンチを救った。
後半 (2対0) 得点 石川 石原
最初の得点は、堀田のCKの際、アイコンタクトで堀田の愛情を感じた石川によって生まれた。ニアの位置でグラウンダーのボールをもらい、数歩の動きでシュートを決めた。2点目は、宮前がペナルティエリア内で相手と競ってハンドを誘いPKを得た。その時石川は目をそむけてPKの蹴り方を知らない振りをすると、PKの蹴り方を知っている石原が前に進み出た。もちろん、PKはGK右横に決まった。
後半の守備は、相手攻撃陣の起点を抑え、危うげ無い20分が経過した。この時に、大久保ー飯塚ー加藤ー赤羽の作ったひし形の陣形に、これを観戦していた代表幹事レイから、試合後お褒めのお言葉をいただいた。
第3試合 対 FC南−A 0対3
前半 (0対1)
FC南は、体格がすばらしいだけでなく、中盤でのボール回しが的確でかつ早く、バッカスにとって模範となるウエーブの動きも見せていた。
後半 (0対2)
石川のシュートがゴールポストに当たるなどの不運もあったが、試合の流れはFC南にあった。
1失点目は、DFの頭を越えるクロスにあわせて走り込んできたFWにシュートを打たれたもの。
2失点目は、ペナルティエリア左サイドで競り合った大久保が、相手FWの横転の際にその脇にいたという不幸が重なってPKを取られたもの。このとき、大久保に向かって相手FWが飛びかかるように近づいてきた。大久保も競り合うと相手FWがやや飛び上がった瞬間バランスが崩れた。そして前のめりに転倒。残念ながら、その時大久保はしっかりと立っていただけでなく、引き手を握るのを忘れていた。だから、この真空投げは、「1本」でなく、「技あり」と思った。
ところが、主審は手を挙げると、技ありでなく、「PK」を宣告した。
仁科は、試合後言った。「これで、大久保さんもレジェンドになる」
Aブロックは混戦となり、バッカスが第3試合目で負けても優勝の可能性は残っていた。その場合には、得失点差・総得点で元八蹴球隊との間の勝負になり、3失点までならバッカスの優勝のはずだった。でも、第3試合の試合前にこれを計算して試合に臨んだ者は、監督以外には殆どいなかった。
この日、招待され初参加となった西脇は、3試合全部のGKを務め、試合毎に動きも軽快となり勝利の立役者の1人だった。
期せずして、2勝1敗という好成績でAブロック優勝、バッカス創部以来の初タイトル
80 ホワイトベアーズ戦
- 日時 2005年10月30日
- 場所 朝日
- 得点 3対2
- 得点者 千葉 石川2
81 元八蹴球隊戦
- 日時 2005年10月30日
- 場所 朝日
- 得点 2対0
- 得点者 石川 監督
82 FC南A戦
- 日時 2005年10月30日
- 場所 朝日
- 得点 0対3
- 得点者
- 参加者 20名
- A 西脇 仁科 武田 四元 能勢 山口 水木 千葉 泉谷 堀田 塩見 菊地
B(西脇 能勢 堀田) 飯塚 加藤 赤羽 大久保 小野 石原 宮前 石川
- O60
- 13塩見
- 10 四元
- 61倉田
- 14石原
- 09飯島
- 17石川
- 02赤羽
- 15レイ
- 07山口
- 18小野
- 21泉谷
- 08水木
- 55太田
- 11大久保
- 22本多
- 20庭野
-
- O50
- 24西脇
- 49仁科
- 28小田切
- 30田口
- 39青木
- 42千葉
- 06大弓
- 36中田
- 32松田
- 26宮前
- 51浅川
- 33市川
- 29堀田
- 44友利
- 38ミキ
- 45鈴木
- 25森田
-
- 040
- 50遠藤
- 48後藤
- 31栗子
- 34森
- 16三上
- 37苅谷
- 40桝井
- 23若井田
- 35自然
-
- U40
- 19駿介
- 69山階
-
- レジェンド
- 総監督
- 大川
- TD
- 武田
- 大木
- 手島
- 藤田
- 古村