67 68 総監督 2得点
お〜い雲よ(2004年草薙決戦)
日時:9月11日
場所:草薙サッカー場(ポーラ招待国際試合参加)
相手:ポーラシニアチーム、アルバトロス
シニアによるハーフ20分 前後半
- 試合時間
- 1 10:45〜11:05 対 ポーラシニア 前半
- 2 11:40〜12:00 対 アルバトロス 前半
- 3 13:35〜13:55 対 アルバトロス 後半
- 4 14:30〜14:50 対 ポーラシニア 後半
この試合は、宮前の紹介により、宮前の奮闘の結果、参加することが出来たシニア戦だった。
相手チームはいずれもバッカスの平均年齢を超えることが確実視されていたため、平均年齢50歳を目指してメンバー集めが行われたが、上位11名の平均年齢は49歳にとどまった。
試合前夜、久しぶりに参加する飯塚
実家で眠れない夜を過ごした。
一足先に静岡(焼津)に入ってます。23時現在、すごい雨です。NHK天気予報は曇り時々雨?です。明日の芝の具合を考慮して、スパイクまたはスパイクのポイントを幾つか準備してください。
着替え、タオル、シャンプー、リンスの準備もお忘れなく。巻き爪が痛く、明日不安です。
では、みなさん、飲みすぎて一足早い京都の紅葉旅行にならないよう気をつけて来てください。
早朝の新幹線に乗るため一旦新横浜に集合し、一緒に出かけることになった。
山口のアイデアで、格安切符を用意することになったが、この手配も宮前がすませた。
新横浜7時30分集合に遅刻したのはTD一人のみ。シューズを忘れたつもりで引き返したため、TDは次のこだまに乗る羽目になったが、ここまでは予想通りの順調な滑り出しだった。
朝の新幹線内では、不謹慎にも、四元と小野は、缶を開けると「シュワッツ」という音の出る飲料を飲み、車内ですでに陽に焼けかかっていた。
静岡に着くと、順次タクシーに乗ってサッカー場まで向かった。最初のタクシーには、「菊地・四元・監督・加藤」の幹部が乗った。二台目のタクシーには、石川・赤羽・レイ・山口が乗った。この2台目のタクシーが幹部の乗ったタクシーを追い抜こうとしたときには、幹部車両を抜く非常識を指摘し運転手を制した。
10:45〜11:05 ポーラシニア戦 前半
0対1で終わる。
この失点は、10番、TD、仁科のバックスラインが生み出した失点だった。
10番が果敢というか無謀というかオーバーラックしたあとのがら空きの右サイドから敵が深く攻め込んできたとき、バッカスのディフェンスラインは少人数の守備となっていた。残っていたのは、TDと仁科。大きく弾むボールをみたTDは空を見上げたまま追いかけるのを断念し、その後で只一人ディフェンスに応対した仁科も弾むボールの落下地点の芝を見つめていた。
簡単にゴール前へとフリーのパスを出され、ポーラシニアに最初の得点が入った。
加藤は、この失点のシーンをこう表現する。
失点のとき、TDは、雲に向かってこう叫んだの見た。
仁科は、芝に向かってこう呟いていた。
DF同志で傷を舐めあうTDの励ましを聞こう
- 仁科さん、草薙の唯一の失点は仁科さんだけの所為ではないですよ。その状況下で10番が華麗なるオーバーラップをして戻りきれず、ディフェンスが2人になり、右サイドからCB(僕)が右サイドで2:1中に抜かれて仁科さんと1:1この局面で、追いかけなった僕もいけないし、もう一人のCB、あるいは右サイドのMFも戻っていなかった事が、失点の原因です。あの局面で、確かに仁科さんが応対している時に戻れる事はできました。実は第一試合は『気』が乗っていませんでした。・・・スパイクを忘れた事による気まずさと、予定では二試合目だったので見物客の黒い犬と遊ぼうとグランド外に行こうとした矢先に、急遽メンバー変更となり中途半端な気持ちで試合に入っていました。
- でも、失点は確かにミスです。反省しています。でも、あの黒い犬は無茶苦茶可愛かったなぁー
- ということで、TDによる分析では、失点の原因は、かわいい黒い犬(ケン)ということになった。
11:40〜12:00 対 アルバトロス 前半
3対0
得点者 堀田2点 石川1点
堀田の得点は、トップ中央の位置で待ちかまえていた堀田にロングキックが向かった。堀田はこれを完璧なトラップで止めて縦走り、これには相手DFも追いつけない。休んでいる時間が長い分、走るとそれなりに早いことが分かった。
石川の得点は、ペナルティエリア右側を斜めにドリブル、ドリブル仕掛けた段階で、これを見守るバッカスベンチでは早くもガッツポーズも上がった。あの位置でドリブルをさせてしまったアルバトロスベンチの采配ミスだろう。
なお、GK候補の堀田に対して、突然のFW起用となったのは、庶務2の懇願によって実現したもの。
13:35〜13:55 対 アルバトロス 後半
3対0
得点者 仁科 菊地 菊地
仁科の得点は、13:42頃。若干右の位置からペナルティエリア内に踏み込んでのシュートだった。この後半最初の得点で、流れが再びバッカスに来た。
後半10分が過ぎ、メンバーが大きく入れ替わった。ベンチに大久保、赤羽、泉谷、小野、千葉らが退き、加藤、監督、菊地、10番、TDがピッチに揃った。
相変わらず、バッカスが押し気味にゲームを支配し続けた。
この感激をかみしめる間もない13:52分頃、監督が加藤に目配せした後でパスを送った。
仕方なくこれを拾った加藤は、ゴールライン付近まで攻め上がると、マイナス気味のパスを送る。そこには、フリーの総監督と、この日総監督のコバンザメに徹したこれまた10番が待ちかまえていた。
フリーの状態で総監督はダイレクトシュート。簡単に2得点目と最高齢得点の約4分の更新が決まった。
バッカスのベンチでは、歓声は絶叫に変わった。総監督の背後に隠れて、一人10番は、涙に暮れた。
14:30〜14:50 対 ポーラシニア 後半
0対0
前半が0対1で終わり、せめて同点に、これが合い言葉だった。
14:38頃、赤羽が右サイドから駆け上がった。そして、ゴールライン付近まで来ると、中央に待ちかまえた加藤にライナーの低いパスを送る。古くは50分前頃、加藤が菊地に送ったパスのようだった。
ゴール正面で待ちかまえた加藤は、的確にトラップすると、キーパーめがけてシュートした。しかし、この時加藤は、キーパーの股間を抜こうとして、キーパーに阻まれてしまった。このミスの原因を、加藤は「芝目の読み違い」と表現した。
しかしこのミスの本当の原因は、キーパーの股間を抜けば2得点になると信じていた加藤の無知に起因していた。
この時加藤は、前半のTDのように、こう叫んだという。
試合後
草薙サッカー場の快適な冷水シャワーで体を冷やすと、体が急に温まってきた。
そして、サッカー場からは、桜エビの天ぷらが食べたいメンバーと、グレープフルーツサワーを海坊主で飲みたいメンバーとに別れ、海坊主で10番は、来年の来所と勝利を店員の梨乃ちゃんに誓った。
石川は、総監督へのラストパスの余韻とベストイレブンの確信を胸に一人新幹線に乗った。そして、飯塚は、巻き爪と一緒に実家に向かった。
67 ポーラシニア戦
- 日時 2004年9月11日
- 場所 草薙
- 得点 0対0
- 得点者
68 アルバトロス戦
- 日時 2004年9月11日
- 場所 草薙
- 得点 6対0
- 得点者 堀田2 総監督2 石川 仁科
- 参加者 20名
- • 菊地 四元 監督 TD 加藤
•石川 赤羽 レイ 山口 小野
•泉谷 水木 大久保 安部 飯塚
•仁科 千葉 堀田(GK補強のための参加 のはずだった)
水木啓子(カメラマン) ダイゴ










- O60
- 13塩見
- 10 四元
- 61倉田
- 14石原
- 09飯島
- 17石川
- 02赤羽
- 15レイ
- 07山口
- 18小野
- 21泉谷
- 08水木
- 55太田
- 11大久保
- 22本多
- 20庭野
-
- O50
- 24西脇
- 49仁科
- 28小田切
- 30田口
- 39青木
- 42千葉
- 06大弓
- 36中田
- 32松田
- 26宮前
- 51浅川
- 33市川
- 29堀田
- 44友利
- 38ミキ
- 45鈴木
- 25森田
-
- 040
- 50遠藤
- 48後藤
- 31栗子
- 34森
- 16三上
- 37苅谷
- 40桝井
- 23若井田
- 35自然
-
- U40
- 19駿介
- 69山階
-
- レジェンド
- 総監督
- 大川
- TD
- 武田
- 大木
- 手島
- 藤田
- 古村