66 よっちゃん、初得点(2003年)

Mリーグ最終戦(Mリーグカップ戦・準決勝)
日時:12月6日
場所:保木公園
相手:霧が丘
12月6日 土曜日 雨天明けの曇天
場所は保木公園 グラウンド状態良、一部に泥濘
大倉山集合 午前9時 現地に10時10分到着
この日は、Mリーグ秋のカップ戦の準決勝戦2試合が開催された。
Bグループを2位で勝ち抜けたバッカスは、Aグループ首位の優勝候補霧が丘と、準決勝を戦った。

12月6日のMリーグ・カップ戦準決勝解説

5日の段階では、18名の参加が見込まれ、試合の指揮に専念できると安心したTDは、深酒した。
試合当日朝、参加者が激減していた。おまけに、車を運転するメンバーも激減していた。無理に頼んで、宮前、堀田、千葉に車の供出をお願いした。徹夜明けの千葉の車には、三上と自然だけが乗車した。
保木公園に最初に到着したのはTDだった。おまけに、遅れて着いたメンバーは予定と違って合計14名。しかも千葉は徹夜明け、武田も飲み疲れといった感じですぐには使い物にならない表情をしていた。TDは、メンバーの激減と連絡の遅れに少しだけ腹を立てたが、すぐに周到なメンバー表を作った。
前半早々に、三上がオウンゴール。その時の三上は、エビぞり姿勢でヒールボレーでクリアーしようとしていた。このオウンゴールの精神的動揺は、その直後の失点を生んだ。FKを加藤がはじいて2失点となった。
一方的な霧が丘ペースになりかけた。
ところが、前半途中で、四元守52歳会社員(編集者:敬意を表してフルネームと年齢付で表記しています)が得点し、バッカスも息を吹き返した。遠くから見ていたTDは、振り向きざまのシュートを、石川の得点と思ったらしい。それくらい、見事なシュートだった。
この奇跡の得点で、
「人生山あれば谷あり、バッカスにオウンゴールあれば得点もあり」
とバッカスのメンバーが奮起した。逆にバッカスが攻勢に出て前半が終了した。すべては、四元守52歳会社員様のお陰だった。
前半、TDは、センターバックを三上に譲ってベンチから見ていたがこれが問題だった。試合開始前にTDは、三上に対し大きいクリアーを指示し、宮前や石川がこれを拾ってのカウンター狙いを期待していた。しかし、三上は従順なセンターバックじゃなかった。三上は、ボランチを何度も追い越した。
後半は、10番に替えて千葉、山口に替えてTDが出た。
後半の展開は
堀田が上がったきり帰還せず、右サイドには大きなスペースが生まれた。赤羽は、マーク対象を重点的にマークしたらよいか庭野に聞いた。庭野は言った。
「臨機応変」
結局、庭野も、何がなんだか分からない状況に陥りかけていた。
2失点目は、オフサイドかなと思っているが解説は省略したい。なぜなら、TDからこう言いつけられている。
バッカス得点のシーンは、三上のロングFKをニアで宮前が後ろにそらし、ファーに詰めていた堀田がフリーでヘッドを決めた。
右サイドハーフの堀田が左ゴールポストのところにいた。-
カップ戦準決勝は、2対4の敗戦となった。
試合後、主審が「とてもシニアの試合とは思えないネ」と感想を述べていたように、激しくスピードのある試合展開だった。 
Mリーグの2年間を締めくくるハードな試合の中で、今世紀最後の10番のゴール(次のゴールシーンは22世紀と言われている)を見ることができた。これが、一番の宝物だった。

この得点を振り返って、10番は言った。

• 「千葉も武田も泉谷も、FWには要らない。バッカスのツートップは、俺と石川で決まりだ」
でも、10番は忘れていた。FWには、他にも総監督と塩見先輩がいた。
 
チクリ合戦

1.堀田

もうお気付きかも知れませんが、6日のMリーグで試合開始後間もなく、また、四元先輩がやってました。今回は、右脚が唸りました。それは、相手ディフェンダーの左足かかとにみごとにヒットしました。
それもおそらく、2ストロークくらいいっちゃってたと思います。
主審にはバレてませんでした。
その相手ディフェンダーは前半、終始痛そうに足をひきずっていました。

2.仁科

10番は、FWの位置でもやっていましたよ、ディフェンスを。
問題だったのは、マークに着いたのが相手DFではなく、味方の石川さんだったことです。石川さんのドリブルをブロックするように体を左右に踊らせていたんです。
石川さんは、同じFWの10番のマークを外すために必死でした。
それにしても、10番は生まれつきのDFですよね。

3.赤羽

試合翌日の大綱小で見ました。
10番は、ダイゴを呼びました。
そして、グラウンドに「至宝」と書いて、これが読めるかと聞きました。
ダイゴが読めないと言うと、10番は、「俺こそは、バッカスの至宝だ」と言いました。
ダイゴには意味不明でした。
おそらくダイゴには、たった1得点で天才を確信したおじさんも意味不明でした。

66 霧が丘戦 

    • 日時       2003年12月6日
    • 場所       保木
    • 得点       2対4
    • 得点者      四元 堀田

 

  • 参加者         14名
  • 加藤 赤羽 三上 庭野 山口 自然 仁科 堀田 宮前 石川 四元
    TD 千葉 武田
  • O60
  • 13塩見
  • 10 四元
  • 61倉田
  • 14石原
  • 09飯島
  • 17石川
  • 02赤羽
  • 15レイ
  • 07山口
  • 18小野
  • 21泉谷
  • 08水木
  • 55太田
  • 11大久保
  • 22本多
  • 20庭野

  • O50
  • 24西脇
  • 49仁科
  • 28小田切
  • 30田口
  • 39青木
  • 42千葉
  • 06大弓
  • 36中田
  • 32松田
  • 26宮前
  • 51浅川
  • 33市川
  • 29堀田
  • 44友利
  • 38ミキ
  • 45鈴木
  • 25森田

  • 040
  • 50遠藤
  • 48後藤
  • 31栗子
  • 34森
  • 16三上
  • 37苅谷
  • 40桝井
  • 23若井田
  • 35自然

  • U40
  • 19駿介
  • 69山階

  • レジェンド
  • 総監督
  • 大川
  • TD
  • 武田
  • 大木
  • 手島
  • 藤田
  • 古村