33 アヴェンツァーレ戦（敗者の特権）（２００１年１１月２３日）

結果：１５分４本　　　０対３
日時：１１月２３日　午後１時集合
場所：大綱小
相手：アヴァンツァーレ
Aチーム
赤羽　武田　飯島　四元　大久保　監督　石川　山口　加藤
Bチーム
藤田　庭野　TD　本久　許　飯塚　ミキ　小野　塩見　仁科
見届け人
総監督（手術後のリハビリ中）
レイ（負傷中）・青木（風邪）・自然（若輩のため）
 
アヴァンツァーレとの対戦は、二重登録選手の能勢のマッチメイクで始まった。
アヴァンツァーレの参加者は７名で、８対８の試合をするためバッカスが１人期限付きトレードすることになった。しかもその選手が絶好調のキーパー本久にきまってしまった。
ディフェンスの要ＴＤはこのところ練習に参加せず、この日も遅れてやってきた。
飯島は、３週間前のミニゲームで決めたヘディングのシュートの余韻に浸り、その後の練習をすべてパスしていた 
試合開始前に仁科が引いたタッチラインは見事に蛇行し、シューレアリズムの曲線を描いていたのだ。

勝者の特権、敗者の特権

勝者の特権、それは他人を褒めることができることだ。
では、敗者の特権とは何か。それは、言い訳が許されることだ。だから、バッカス得意の言い訳を聞こうではないか。

コナン

最初、バッカスＡとＢの各キャプテンがジャンケンをしてユニフォームの選択をしたが、ジャンケンで勝ったにもかかわらず１０番がバッカスＢにオレンジを譲ったときには動揺した。その動揺が、最初のセットでシュートの軌道を狂わせたと確信している。試合開始直後の優勢な時間帯で得点を決められなかったのは、振られた女に未練を残したまま昔の彼女と付き合いだしたときのような心境が有ったからだった。内儀には内緒で、ここに告白する。
でも、その後で国内マッチになり、オレンジ着用が許可されのは嬉しかった。俺がオレンジのユニフォームに身を包んだのは、生涯で２度目。これだけで十分満足がいった一日だった。

１０番

俺は焦っていたんだ。女性との同伴旅行を夕方に控え、腰の切れを試す絶好の機会と思って参加したが、なかなか試合が始まらないじゃないか。
しかも、始まってみると、アヴァンツァーレのＦＷは、体の使い方・足の使い方・ボールの裁き方どれをとっても傑出していたではないか。勿論指の使い方までは知らないが。
だから、俺もマーキングをしっかりしようと思っていたが、得点を決められる直前頃は、流石と思ってみてしまっていたのが失点の原因だった。
なに、同伴旅行はどうしたかって。得点の内容なんて教えられねえぜ。

加藤

最初の失点は、ゴール前の混戦の中から生まれたが、シュートの瞬間１０番か誰か味方ＤＦ数名と重なり見えなかった。これが失点の真相だ。また、アヴァンツァーレには、髭を蓄えたウォーカーにそっくりな選手もいて気になって仕方がなかった。これも動揺を誘った。

青木

風邪で体調が悪かったので、線審をしました。
許さんのオフサイドを取るのが夢でした。しかし、この日許さんは下がり目の位置にポジションをとっていたので、残念ながら旗を思い切り揚げることはできませんでした。次回を狙っています。
このことばかり考えていたので、試合経過はよく分かりません。
そして、最後は、言い訳の最高峰と絶賛されている５番武田の投稿文だ

レッツ５

ノウズさん、昨日は、マッチメイク、有り難うございました。アヴァンツァーレの皆さん、とても気持ちいい試合でした。是非、また、対戦して下さい。（言い訳は、今回はしません。）
 
こんな試合をした後で、２５日（日曜）はいつもの練習日だ。
総監督を真ん中にして、藤田、塩見、１０番、レッツゴン、大久保などがリフティングをして遊んでいた。そして、だれも１昨日の試合結果を口にすることなくミニゲームを楽しんだ。１０番なんかは、ゴール前でサンドバック状態となったとき、恍惚感に身を委ねていたくらい、敗戦は過去の出来事になっていた。