15 武田、4試合連続得点の偉業達成(1999年9月26日)
エスカフェ戦も5戦目になる。
大豆戸小運動会のため、参加人数はぎりぎり、TD期待の三上も仕事となった。
心の支えは、半年ぶりの参加のお馴染み32番 「許」だ。
試合内容
(第1セット25分)3対0 得点 武田
試合開始前、位置取りの三角形を崩さずに、パス中心のゲーム展開がTDから指示された。
20番庭野はドリブル・パスとも冴え渡り、監督や武田ともワンツーをやり放題。そして、ゴール前に送りだした最後のパスに対し、武田はスライディングシュートを決め、4試合連続の国際試合得点(バッカス新記録達成)が実現した。
そして、その後も攻め続け、ミキも立て続けに2ゴール。
4試合連続ゴールの武田の独白コメント
庭野さんからのセンタリングにしても、ミキからのスルーパスにしても、私の2得点は、見事にお膳立てされた賜物です。そして、ラストパスの前には、ディフェンスからハーフへの確かな組立があります。
FWのシュートは、組織力の最後のワンシーンに過ぎません。
- (記者感想)対郵便局戦で、99%石川のゴールを「俺のゴールだ!」と叫んだ頃と比べると、5番も大人になったった感じがする。
インタービュー続く
本心は、俺もいよいよ才能が目を覚ましてきたか・・・なんて、ゼ〜ンゼン思っていません。
ここ数試合で、私に異変が起きているとすると、その原因として思い当たることは、2つあります。一つは、「試合は最良の練習だ」と思うようになったこと。したがって、1回でも多くボールに触れようと心がけています。また、「何もしないでミスしない」より、「挑んでミスする」方を選んでいます。26日のエスカフェ戦でも、ゴール前のスペースに出たボールを、相手ディフェンダー2人と競ったとき、いつもなら、勢いにまかせてそのままシュートに行くところを、足の裏でボールを止めて、相手ディフェンダーを振り切り、その一呼吸の間に上がってきたサイドの庭野さんにパスを出す、という我ながら、ちょっと気分の良くなる展開に持ち込めました。
異変原因その2は、やはりコンディションの管理に気を使っていること。前日、仕事をしない、訳にはいきませんが、前夜は、ビール1本に抑え、11時過ぎには消灯・就寝、を励行しています。その結果は、ピッチのうえで、走り出す反応の早さとして0.5秒の差を生み出します。
いずれにしても、STEP BY STEPです。今、ようやく自分のことが分かってきた感じ。次の目標は、ポストプレー。今度は、味方の動きや意図を理解することが求められます。
サッカーは、新丹那トンネルの如し。その心は、「奥が深い」
(第2セット25分)1対1 得点 OG
第1セットからは、柳が抜け飯塚が入ったが、殆ど全員が連続出場、疲労阻止のためのロングボールが前線に蹴られると、武田は労を惜しむことなく駆けめぐり、それだけが救いだった。
そんなとき、10番はやってくれた。
PKのゴールはあっさりと決まった。
10番の弁解
• 5番の活躍は、まさにバッカスの新時代の黎明を象徴している。わがバッカスは、明らかにオーバー40の時代である。しかし5番は、私同様「技術的に未熟」である。その上であの活躍は何ぞや?そう、精神的に強いのである。バックスからの温かく・大きな激励。それに答えようとするまじめなプレイ。そして自分自身を奮い立たせる自覚。全てがプラスに作用している。
• 私の反則も、新時代に相応しい「癒し」の精神なのだ。エスカフェ側の「敢闘精神」を称えた1点献上、これも忘れてはならない。
このPKの後で、PKを蹴った相手FW9番は、自分のゴールにもシュートを決めて、第2セットは、1対1の引き分けに終わる。
(第3セット25分)2対0 得点 武田 監督
またしても武田は、シュートを決め、そして、満を持した監督もこの日初めてのシュートで得点を決めた。ミキは、合計5本のイージーシュートを逃した。これを数えていたのは、四元。
(総括)
大豆戸バッカス陣が不参加のこの日、大久保・石川・芝田・泉谷・飯島らの危惧に反して又勝ってしまった。
この日の帰途の車中での、監督とTDの会話である。
「これで、FWは決まりですね」
その意味には奥深いものがある、一人の武田ファン(リトルウイング)の意見を紹介しよう
「5番の時代」が到来した
そして、バッカスの試合は続く。
15 エスプレッソ戦
- 日時 1999年9月26日
- 場所 戸塚
- 得点 6対1
- 得点者 武田2 ミキ2 監督 OG
- 参加者 12名
- 総監督、大川、TD 武田、飯塚、許、柳
四元、監督、赤羽、ミキ、庭野
- O60
- 13塩見
- 10 四元
- 61倉田
- 14石原
- 09飯島
- 17石川
- 02赤羽
- 15レイ
- 07山口
- 18小野
- 21泉谷
- 08水木
- 55太田
- 11大久保
- 22本多
- 20庭野
-
- O50
- 24西脇
- 49仁科
- 28小田切
- 30田口
- 39青木
- 42千葉
- 06大弓
- 36中田
- 32松田
- 26宮前
- 51浅川
- 33市川
- 29堀田
- 44友利
- 38ミキ
- 45鈴木
- 25森田
-
- 040
- 50遠藤
- 48後藤
- 31栗子
- 34森
- 16三上
- 37苅谷
- 40桝井
- 23若井田
- 35自然
-
- U40
- 19駿介
- 69山階
-
- レジェンド
- 総監督
- 大川
- TD
- 武田
- 大木
- 手島
- 藤田
- 古村