10 サンダース戦 第2戦 (1998年2月28日)
この日、快晴の大綱小学校には、観客約10人位を集め、99年度最初のバッカス対サンダース対抗戦が開催された。
試合開始は予定通り3時30分、バッカスのFW,MF5人は、ミキの参加で極端に若返り、その平均年齢は何と40歳を下回る(約0.5歳程度)
前回大敗したサンダースが、この日に備え猛練習した痕があった。
ところで、試合前1週間に、監督から目的意思をきちんと持ってボールを蹴ることが課題として与えられたが、3歩走れば浮き世のいやなことだけでなく監督の指示もみんな忘れてしまっていた。
前半のハイライトは、この日ゴールを守った芝田の動き。軽快で隙を見せない。
後半は、体力勝負。そして、ミキだ。ゴール前で執拗にボールを追い続けたミキは、キーパーの若干のハンブルを見逃しはしなかった。詰めていたミキの前にゴールがこぼれ、軽く蹴り込んだ。
そして、バッカスの攻勢はさらに続く。中央でポストに徹したレイは、やっと来たボールを左に振った。そこには、監督、そしてワンバウンドしたボールを左足でボレー。勿論、右のサイドネットが大きく揺れた。
その後サンダースの必死の攻撃を守りきった。昨年から不運なシュートに泣かされていたドリブラー石川も随所でドリブルの神髄を見せたが、何しろゴールが小学生用ときては入るはずがない。ドリブラーの敵は、小学校のグラウンド規格だった。
この日のサンダースのパス回しはまるでサッカーをやっているような雰囲気であった。惜しむらくは、サンダースには10番四元がいない、すなわち、みんな紳士であったことだ。
最後に思い出した。
バッカスで名選手と謳われた飯島に似た選手が、この日サンダースのFWで参加していた。
これを見て、ドリブラー石川は、
とバックスに、適切な指示を出した。
この飯島を見て、我々は複雑な思いだった。
夜、酔って家に帰ってみると、寝室の妻の布団が消えてなくなっていた。探してみると、隣の家の親父の寝室に妻の布団が敷かれていて、着ているパジャマも隣の親父が買ってくれたものだった、。ということを見てしまったときのような思いだ。
勿論、そんな経験はないが。
夜具を手に持って飯島が隣町(サンダース)を彷徨っていたのは、彼のせいではない。夜具を置くバッカス自宅の寝室の広さ(これを業界ではポジション争いなどという)に原因もあったのかも知れない。もしかしたら、寝小便をしに隣の家に行ったのかも知れない。
ともかく、戻ってくるように、寝室を掃除して待とうではないか。
この日、これを飯島の夜這いを見ていたシェフ園部は、固定式の夜具をその場で買うことに決め入部した。
10 サンダース第2戦
- 日時 1999年2月28日
- 場所 大綱小
- 得点 2対0
- 得点者 ミキ 監督
- 参加者 12名
- 総監督、大川、TD 加藤 朝木
四元、監督、石川、赤羽、レイ、大久保、ミキ - 平均年齢 39.5歳
- O60
- 13塩見
- 10 四元
- 61倉田
- 14石原
- 09飯島
- 17石川
- 02赤羽
- 15レイ
- 07山口
- 18小野
- 21泉谷
- 08水木
- 55太田
- 11大久保
- 22本多
- 20庭野
-
- O50
- 24西脇
- 49仁科
- 28小田切
- 30田口
- 39青木
- 42千葉
- 06大弓
- 36中田
- 32松田
- 26宮前
- 51浅川
- 33市川
- 29堀田
- 44友利
- 38ミキ
- 45鈴木
- 25森田
-
- 040
- 50遠藤
- 48後藤
- 31栗子
- 34森
- 16三上
- 37苅谷
- 40桝井
- 23若井田
- 35自然
-
- U40
- 19駿介
- 69山階
-
- レジェンド
- 総監督
- 大川
- TD
- 武田
- 大木
- 手島
- 藤田
- 古村