６　エスプレッソ第２戦（１９９８年１１月８日）

バッカスは、「エスプレッソ　カフェ」の再挑戦を受けた。

１　バッカス参加者　

当初参加者数が危ぶまれていたが、以下の通り金子指導員も参加してもらい、またバッカスジュニアが３名審判として参加してくれた。 

２　試合結果　６対０

恒例のように、３０分ハーフ３セットマッチが９時１５分頃から開始された。審判３名は、バッカスが担当する。
第一クォーター（３０分）
当初は、動きにぎこちなさが目立っていた。これは、中年でも緊張できるという証となろう。そして後半になり、１１番のコーナーキックがファーにこぼれたところに詰めていた９番が、嘗て５番が対多摩戦で決めたようにボレーできれいなシュート。二点目は、観戦記者の疲労の為詳細不明ながら、石川がゲット
第二クォーター（３０分）　
まず、左サイドから石川が、いわゆるアーリークロスをトップの位置にいた監督に送り、監督がクロスポールの扱いを見事にこなして１点目が簡単に生まれた。二点目は、大政がドリブルで上がり、キーパーを交わして飯島にパスし、その後２、３度と体勢を入れ替えながら右足のシュート、早くも飯島二点目。しかし、この二点目の得点シーンの際に、飯島に笑顔がない。そして、大久保がドリブルで持ち込んで３点目、となる
第三クォーター（２５分）　
暫く混戦状態が続いたあと、右の位置でボールを受けた泉谷がゴール前に持ち込み、すぐに監督への縦パスが通り、監督が振り向いてシュート
 

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３　相手チームの内容

前回大敗となり、その後猛練習を経て今回の対戦となったが、未だ中年対策は完成していないと思われた。
まず、中年は形からはいる。
試合開始前に並んだときのエスプレッソのソックスの不統一と、運動靴の散見。
中年バッカスに密かな優越感を与えてしまった。
ユニフォームは、ジュビロ磐田風の格好の良いものであっただけに惜しまれる。
前回中年を感動させたエスプレッソの女性サポーターは今回不在であった。バッカスの方が残念感が強かった。女性サポーターとの密接で適切な関係の維持に努めて欲しい。
さらに、バッカス内部ではエスカフェゴールキーパーに対する評価は高い。

１０番のキャプテンマーク

この試合、初めてキャプテンマークが使用され、ＴＤから１０番に渡された。バッカスのゲームキャプテンには彼を措いて誰も適任者はいない。
地位が人を作るというが、バッカスでは、人が地位を作っている。だから、１０番という地位は１０番の人柄によって作り変えられてしまうのだろう。きっと。

１１番の活躍

エスカフェ一番の敗因は、大久保をフリーにし過ぎたことに尽きる。大久保は、バッカスの中でも割と危険な男（最も危険な男は１０番）として知られ、その左足から出るクロスの正確性については折り紙付きであり、しかもスピード溢れるオーバーラップによって数々のチャンスを作り出してきた。彼を自由にさせすぎた。 この日１１番は、何度も縦への突破を果たし、中央で待つ石川やレイへのパス、そして自らのシュートそしてコーナーキックと、オフェンスの持つ快感を全て堪能していた。
彼がシュートした後で、１１番は、１１番に呟いた。

１１番のこの独り言を９番は側で聞いた。すぐに、みんなにこれを言いふらした。

チームバックスの活躍

バッカス内の貴族集団「チームバックス」は、この日も活躍した。
バッカスの柱庭野は、この日クック保育園で、バザーのおでんを売っていた。

チーム戦術

この日チームの指揮を取ったのはＴＤだった。そして、４ー３ー３という攻撃的フォーメーションを採用した。多分、フォワードの希望者多数により、競争倍率の低下をねらった。
１１番がハーフに来たことにより、攻撃力は一層と強化された。問題は、ハーフの守備である。サイドバックがセンターに入ったときにできるスペースにハーフが戻りきれない。しかし現状では、ＴＤの指導が行き届いており、お互いのカバーリングで何とかしのいでいる。

柳の目

この日柳は、第一、第二クォーターと主審をし、泉谷の技量向上に気づいた。そして、それを告白した。