1 初めての対外試合(1997年11月8日)
四元、手島、古村 大政は不参加ながら、対外試合(国際試合ともいう)第1戦が水道局グラウンドで行われた。
前半は0対0(30分)
後半
開始早々、直ぐに相手チーム「NEC」に最初の得点を入れられる。相手フォワードのシュートの瞬間、マークしていた赤羽が体を避けて怪我を防いだが、しかし全員が暖かく見守ってくれた。勿論、そこにはいないはずの四元の怒声は耳の奥でこだました。
しかし、この失点で奮起し、大久保のアシストをゴール前センターで受けた柳が右足でシュートし初得点。次の見せ場は、ボランチの位置からの監督のパスを受けた飯島は、謙虚にもこれを右サイドにいた大久保にパス。大久保は角度のない位置から、左足のミドルシュートを決めた。ボールが来なくても黙々と走り続けたチームメイトにとって、大久保のシュートは自分のシュートでもあった。
これで2対1、我々はその後必死に守って初試合に勝った。審判の試合終了の笛の音を聞いて、初めて感じる興奮が体を包んだ。
観客は3名、内2名は芝生の上でお菓子を食べ遊んでいた。
残りの時子という美貌のファンが
「大久保さんて、すてきね」
とつぶやいたのは、髭のキーパーがまだグラウンドにいる時だった。
この日、バッカスは、初勝利を戴く。
1 水道局戦
- 日時 1997年11月8日
- 相手 NEC
- 得点 2対1
- 得点者 柳・大久保
- 参加者 15名
- 監督・飯島・石川・赤羽・レイ・泉谷・大久保・庭野
- 大木・菊地・大川・TD・武田・柳・小政
- O60
- 13塩見
- 10 四元
- 61倉田
- 14石原
- 09飯島
- 17石川
- 02赤羽
- 15レイ
- 07山口
- 18小野
- 21泉谷
- 08水木
- 55太田
- 11大久保
- 22本多
- 20庭野
-
- O50
- 24西脇
- 49仁科
- 28小田切
- 30田口
- 39青木
- 42千葉
- 06大弓
- 36中田
- 32松田
- 26宮前
- 51浅川
- 33市川
- 29堀田
- 44友利
- 38ミキ
- 45鈴木
- 25森田
-
- 040
- 50遠藤
- 48後藤
- 31栗子
- 34森
- 16三上
- 37苅谷
- 40桝井
- 23若井田
- 35自然
-
- U40
- 19駿介
- 69山階
-
- レジェンド
- 総監督
- 大川
- TD
- 武田
- 大木
- 手島
- 藤田
- 古村